←のようなタイトルの本を進められて読みました。
文字通り、三代目山口組若頭のお話。
いわば、伝記みたいなもんです。

『日本一の子分』になると目標を掲げ、それを実践した人だそうです。そして、親分・三代目山口組組長:田岡一雄への献身の生涯だった言われています。
岡田至上主義だったそうで、田岡組長が座右の銘が『〜〜』だと聞けばそれを自分の信条にしたり、誰々を尊敬していると聞けば、自分も尊敬したと。

当時の関係者達に証言や、貴重な手紙などを借りて書かれているし、彼が生きているあいだに起こった多くの抗争のほとんどを指揮していたという事から、山口組の抗争の歴史も垣間見れる一冊となっております。

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そこで、『何故、そこまで田岡に惚れたのだろう?』と疑問が湧いてきました。そこら辺の記述が無かったんですよねぇ〜。

男が一生を賭けて惚れるってそんなに生半端なモンじゃ無いし、まして、彼らの世界。一般の人達の想像を超えてそういう気持ちを大事にするんじゃないですか?

ただ単に『親分』だったから、『子分』は心服すると言う気持ちからでしょうか?
本には書かれていない決定的な事があったのでしょうか?
日頃接していて自然に惚れていったのか?
人間の心の動きが知りたいですね。

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夕食
小僧寿し

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