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2005年5月8日 徒然

付属池田小の重傷児童8人PTSD認定、1億円賠償

 大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)の児童殺傷事件で、重傷を負った児童8人の保護者と大学側の補償交渉が8日、正式合意し、双方が合意書に調印した。

 学校内で起きた事件や事故では初めて、児童の心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対する障害見舞金が認定され、保護者側にほぼ請求通り総額約1億円の賠償金が支払われる。

 大学側は事件の責任を認めて謝罪した。

 同日午後、同小学校に隣接する大学施設であった調印式には、稲垣卓・同大学長や白石龍生・同小校長ら学校側6人と、保護者11人らが出席。

 稲垣学長は「不審者の侵入に対して適切な防止策を講じず、安全であるべき学校で8人の児童が心身に深い傷を負った。責任を深く自覚して、真摯(しんし)に反省し、衷心(ちゅうしん)より謝罪する」などと述べ、深々と頭を下げた。

 保護者らは調印後、「PTSDに対する補償や学習環境の整備などについて、学校側から包括的な提案があり、一定の評価に値すると判断して合意に至った」とのコメントを発表した。

 合意書で、大学側は「PTSDなどの後遺障害で日常生活に適応が困難な児童の現状を理解し、専門家の助言を尊重しながら、教育環境を改善し、適切に学校を運営することを約束する」と表明。

 再発防止策として、不審者対応訓練の定期的な実施や警察、消防、自治体と連携した危機管理マニュアルの作成などを挙げた。

 賠償金については、学校での事件、事故に医療費や見舞金を給付する独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(東京)の災害共済給付制度を活用し、昨年9月に同センターがPTSDなどを盛り込んで見直した基準を初適用。8人全員のPTSDを認定し、それぞれのけがの程度に応じ、見舞金を計約4000万円と算定、大学側が残りの計約6000万円を支払う。

 死亡した児童8人の遺族と国側は2003年6月、総額約4億円の賠償金支払いなどで合意している。


これって、加害者が払うんじゃなくって学校側が払うんだね。
学校側の安全管理に落ち度があったから起こってしまった事件だと言ってしまえば
学校側にも非はあるよな。

さて、JR西日本の脱線事故でもこのPTSDで数多くの生存者の方々が心に傷を負っています。

また、電車の衝突したマンション住民や周辺に住んでる方々にもそういった傷を負った人は多いと思います。

池田小の事件では「傷をを負った生徒」で、その他「傷は負わなかったけどトラウマが残った生徒」には背負う言った保証は無いんですよね。それともまだ交渉中なのかな?

JRの対応はどうだろうね??

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ゆうはん
ピザ

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